「長良川中央で友釣りを始めたいけど、どこに入ればいいか分からない」——そう悩んでいませんか?
長良川中央は、長良川本流・板取川下流・武儀川下流・津保川下流という4つの河川を管轄するエリアです。川によって規模も石質も水量も異なるため、はじめてのポイント選びはかなり迷いやすい。実際に15年以上この川で釣りをしてきた自分も、最初はどこに入ればいいか、正直よくわかりませんでした。
この記事では、地元目線で「初心者がまず入るべき場所」を3か所に絞って紹介します。安全に楽しく釣りができる場所を選んでいるので、友釣りデビューの参考にしてください。
この記事でわかること
- 初心者が長良川中央で入るべき場所の条件
- おすすめポイント① 鮎の瀬橋上流(長良川本流)
- おすすめポイント② 板取川ホンダプリモ前
- おすすめポイント③ 武儀川ファミリーマート裏
- 各河川の特徴と川ごとの注意点
- 初心者が長良川で注意すること
- 初心者がつまずきやすいポイントと具体的な対策
長良川中央エリア全体の解禁情報・遊漁券・シーズン情報はこちらにまとめています。

初心者が長良川中央で入るべき場所の条件
友釣りを始めたばかりの頃、「どこでもいいから入ってみよう」という気持ちで長良川本流に入ったことがあります。結果、流れが強すぎてオトリを安定させることも、まともに立っていることも難しかった。釣果以前に、安全に釣りを楽しむことができませんでした。
初心者のポイント選びには、3つの条件があります。
- 膝丈程度の水深で、流れが緩い瀬またはトロ場
- アクセスが良く、入川しやすい
- オトリの入手・情報収集がしやすい
人が多い場所は「安全な場所の目印」でもあります。はじめてのうちは、他の釣り人が入っている場所の近くを選ぶのが無難です。
ポイントの見方(瀬・トロ・チャラの違い)については、別記事で詳しく解説しています。

長良川中央の各河川の特徴を知っておこう
ポイントを選ぶ前に、長良川中央管轄の4河川の特徴を把握しておくことが大切です。川によって石質・水量・難易度がまったく異なります。
長良川本流:川幅が広く水量も多い。上級者向けの区間が多い
長良川本流は中流域にあたり、川幅が広く水量も豊富です。50cm程度の丸石がメインで、石と石の間に空洞ができやすく、つま先が挟まって転倒するリスクがあります。膝より深くなる場所では流されやすいので、体力と技量に見合った立ち込みを心がけてください。膝丈程度の瀬かトロ場を選ぶのがおすすめです。
板取川下流域:水量が多め。瀬を中心に釣りを組み立てる
板取川下流域は20〜30cm程度の角が残った石と砂利がメインです。石の下が埋まっているためつま先が挟まりにくく、長良川本流よりも足元が安定しています。ただし河川規模の割に水量が多いので、無理な立ち込みは禁物です。トロ場は縄張り鮎が少なく釣果につながりにくいため、瀬を中心に釣り場を組み立てるのが基本です。
武儀川下流域:川幅が狭く水量も少ない。初心者に最も安全
武儀川下流域は10cm程度の石がメインで、川幅が狭く水量も控えめです。4河川の中で最も安全に釣りができます。短い瀬がメインとなるので、ポイントが限られます。丁寧に探ることが釣果につながります。
津保川下流域:濁りやすく、鮎イング専用区間に注意
津保川下流域は10cm程度の丸石がメインで、水深が浅く全体的に緩い瀬が続きます。田んぼや畑からの濁り水が入りやすく、常に濁っているイメージがあります。鮎イングの専用区間があるため、友釣りをする際はその区間以外で釣りをしてください。
各河川の難易度まとめ
初心者にやさしい順に並べると、武儀川下流域 > 津保川下流域 > 板取川下流域 > 長良川本流 となります。はじめての1匹を目指すなら、武儀川か板取川から入るのがおすすめです。
おすすめポイント①|鮎の瀬橋上流(長良川本流)
関観光ホテル前にある小さな橋の近くにオトリ屋があり、オトリの調達と川の情報を一度に手に入れられます。堤防に車を駐車できるのでアクセスも簡単です。
釣り場の特徴と入り方
右岸側から入川し、小さな橋の下流の瀬肩から攻めるのが基本です。水量のある押しの強い瀬になるので、転倒・流されに十分注意してください。長良川本流としては比較的入りやすいポイントですが、流れの強さを体で感じながら、無理のない立ち込みを心がけましょう。
型狙いは左岸側の瀬へ
鮎の瀬橋上流の左岸側には水深のある瀬があり、大型の鮎が付いています。体力・技量に自信がついてきたら、左岸側の深い瀬にチャレンジしてみてください。サイズアップが期待できます。
このポイントのポイント
近くにオトリ屋があるのが最大のメリット。川の状況をオトリ屋さんに聞いてから入ることができます。初めての釣り場では、必ずオトリ屋や地元の方から情報を集めてから入るようにしましょう。
おすすめポイント②|板取川ホンダプリモ前
実は、私が友釣りデビューしたのがこの場所です。河原まで車で乗り入れできるので入川がとても楽で、はじめての釣り場としては理想的な環境でした。
釣り場の特徴と入り方
下流に瀬があり、水深は膝から太もも程度です。瀬釣り初心者でもオトリを操作しやすい深さで、友釣りの基本動作を練習するのに最適なポイントです。中央の岩盤がある場所より上流は浅い瀬が広がっていて、オトリを安定させるのが少し難しくなりますが、歩きやすいので広範囲を探ることができます。
左岸の分流は人が少なくおすすめ
左岸側に分流があり、釣れる鮎は小型中心ですが、人が少なくプレッシャーが低いので初心者にはおすすめです。ただし、以前は左岸側からも入川できましたが、現在は駐車禁止の取り締まり強化により駐車場がなく、右岸からの入川となります。分流へ向かうときは川を横断する必要があるので、無理のない水深・流速を確認してから渡ってください。
このポイントのポイント
友釣りデビューに最適な場所です。河原まで車で入れるアクセスの良さ、適度な水深の瀬、広いエリアと分流と、初心者に必要な条件が揃っています。オトリ操作の練習をじっくりできる環境です。
板取川の特徴・攻略方法は下記の記事でさらに詳しく解説しています。

おすすめポイント③|武儀川ファミリーマート裏
武芸川の道の駅近くにある橋の上流エリアです。右岸にファミリーマート、左岸にはパターゴルフ場があります。3選の中で最も流れが穏やかで、体力に自信がない方や友釣りをこれから覚えたい初心者に特におすすめのポイントです。
釣り場の特徴と入り方
膝丈までの穏やかな瀬が広がっており、転倒・流されのリスクが非常に低いエリアです。流れを使ったオトリの送り出しや、縦竿のオトリ操作など、友釣りの基本動作を自分のペースで練習できます。釣り人が少なくプレッシャーが低いので、焦らずじっくり取り組めます。
注意点:オトリ店が1件しかない
このエリアの唯一の不便な点は、オトリ店が1件しかないことです。釣行前日または当日の朝早めに確認・購入しておくと安心です。事前に営業時間と在庫状況を電話確認しておくことをおすすめします。
このポイントのポイント
「安全に、プレッシャーなく、基本動作を練習したい」という方には3選の中で最もおすすめです。流れがマイルドなので川に入ることへの恐怖感なく練習できます。オトリの確保だけ事前に計画しておきましょう。
オトリの扱い方・操作の基本については以下の記事も参考にしてください。

初心者が長良川で注意すること
長良川本流は体力と技量に合わせた立ち込みを
長良川本流は川幅も水量も大きく、膝以上の水深では非常に流されやすくなります。川に入ったら帰りに戻ってこれるだけの体力を必ず残しておいてください。「もう少し深いところへ」という誘惑に負けないことが、安全な釣りの基本です。
人が多い場所は「安全な場所」の目印
初心者のうちは、釣り人が多く集まっている場所を選ぶと安心です。経験者が集まる場所には理由があります。自然と「入りやすく、釣れやすいポイント」に絞られているからです。
支流はトロ場より瀬を中心に釣り場を選ぶ
板取川・武儀川・津保川の支流では、トロ場の泳がせよりも瀬の引き釣りのほうが釣果につながりやすいです。縄張り鮎が瀬に集まりやすいため、瀬を中心に釣り場を組み立てると釣果も上達も早くなります。
川での危険な流れの見分け方や安全な行動については、下記の記事で詳しく解説しています。釣行前に必ず確認してください。

また、初心者が入るべきポイントと避けるべきポイントの一般的な判断基準については以下の記事もあわせて読んでみてください。

まとめ
- 長良川中央管轄は長良川本流・板取川下流・武儀川下流・津保川下流の4河川。川ごとに石質・水量・難易度が大きく異なる
- 初心者向けポイント①は「鮎の瀬橋上流」。近くにオトリ屋があり、アクセスも良好
- 初心者向けポイント②は「板取川ホンダプリモ前」。河原まで車で入れる。筆者が友釣りデビューした場所
- 初心者向けポイント③は「武儀川ファミリーマート裏」。流れが穏やかで基本動作の練習に最適
- 支流では瀬を中心に釣りを組み立てると釣果と上達が早い
- 安全な場所の目印は「釣り人が多く集まっていること」
長良川中央エリアの解禁情報・遊漁券・アクセスについては下記のメイン記事で詳しく解説しています。釣行計画の際はあわせてご確認ください。

よくある質問(FAQ)
- 長良川中央で初心者に一番おすすめのポイントはどこですか?
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武儀川ファミリーマート裏がおすすめです。流れが穏やかで膝丈までの瀬が中心なので、転倒・流されのリスクが低く、安全に友釣りの基本動作を練習できます。釣り人も少なくプレッシャーが低いので、焦らずじっくり取り組めます。
- 長良川本流と板取川はどちらが初心者向けですか?
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初心者には板取川下流域のほうが向いています。長良川本流は川幅が広く水量も多いため、立ち込みのリスクが高いです。板取川は石の下が砂利で埋まっているため足元が比較的安定しており、流れの強さも本流ほどではありません。まずは板取川で経験を積んでから本流にチャレンジするのが安全です。
- オトリはどこで買えますか?
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ポイント①の鮎の瀬橋上流近く(関観光ホテル前の小さな橋のそば)にオトリ屋があります。ポイント②の板取川ホンダプリモ前周辺にも複数のオトリ店があります。ポイント③の武儀川ファミリーマート裏はオトリ店が1件のみなので、釣行前日に営業時間と在庫を確認しておくことをおすすめします。
- 支流(板取川・武儀川)での釣り方のコツはありますか?
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支流ではトロ場より瀬の引き釣りを中心に組み立てることが基本です。トロ場は縄張り鮎が少なく釣果につながりにくい傾向があります。瀬の瀬肩から瀬尻にかけてオトリを泳がせることで、縄張り鮎にアタックさせやすくなります。また、ポイントが限られる武儀川では、1か所を丁寧に探ることが釣果を伸ばすコツです。
- 長良川中央で気をつけるべき安全上の注意点は何ですか?
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長良川本流は特に水量と流れに注意が必要です。膝以上の水深になると流されやすく、50cm程度の丸石の隙間につま先が挟まる危険もあります。釣行時は帰りに戻れるだけの体力を残して川に入りましょう。人が多く集まっているポイントを選ぶこと、そして必ず川の情報をオトリ屋や地元の方から事前に収集してから入ることが大切です。

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